第91回 『 孝太郎だより 』 令和 5年 7月吉日 討議資料
鴻巣市議会議員の金澤孝太郎です。去る4月16日の鴻巣市議会選挙で皆様の温かいご支援により、5期目の当選をさえていただきました。今後も鴻巣市発展に邁進する覚悟でございますので、皆様のご支援、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
さて、新人・元職6名を含めた新たな市議会議員24名により、5月に第1回・第2回の臨時議会が開催され、議場の議席や議員役員等が決定、また、6月定例議会が開催されました。
昨年7月の鴻巣市長選挙や4月の埼玉県議会選挙の結果が、多少影響している議会運営となっているように感じます。新しい市議会議員の皆さんの新たな風を期待しております
私は並木正年鴻巣市長や大島敦衆議院議員との連携を図りながら、持続可能な都市の実現に向け「安全・安心に暮らせる、誰もが主役になれる、人輝くまちづくり」・「住んで良かった鴻巣へ、健康でにぎわいと活力のあるまちづくり」を政治信条とし、市政運営で重要な財政の健全化に努めながら、更なる鴻巣市発展のため、市民の皆様の負託に応えながら、一日一日を大切に全力で活動して参ります。今後も皆様の温かいご支援よろしくお願い申し上げます。
◎ 議 会 報 告
●原口和久前鴻巣市長、鴻巣市名誉市民に決定。平成14年8月より5期20年間市長を務め、1市2町の合併をはじめ地方自治振興のため参画された公職歴における数々の功績は非常に素晴らしいもので、郷土の誇りであり、深く尊敬に値するものであります。
●令和5年6月定例議会の審議内容
令和5年度補正予算(第4号・第5号)は、7億1859万円の追加で補正後の予算総額は410億6,541万円となり、承認なりました。
○国の「電気・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」により、物価高騰の影響を受けている市民の皆さんや事業者に対し支援等を行います。主な事業では、
・住民税非課税世帯に1世帯3万円を支給 :国の政策で、物価高騰の負担感が大きい低所得世帯の負担軽減を図るための給付です。
・水道基本料金免除補助として2か月分の免除 : 5月・6月使用分か、6月・7月使用分で地域により変わりますが、水道基本料金2か月分を無料とします。申請手続きは不要です。
・小・中学校等の学校給食費の無償化 :児童・生徒の保護者の経済的負担軽減を図るため第2学期の学校給食費の無償化を実施。また、多子世帯給食費給付事業として、第3学期から3人目以降の児童・生徒の給食費の無償化します。
・新型コロナウィルスワクチンの接種 :医療機関に接種1回に付き2,000円を支援します。
○総合福祉センターの改修工事 :市の公共施設等総合管理計画に基づき、あしたば第一作業所と川里ポプラ館を総合福祉センターに移転するための改修工事を行います。
○軽自動車税(電動キックボード等)の一部改正:特定小型原動機付自転車が定義され、ナンバープレート付き電動キックボードに年間2,000円の軽自動車税納付が義務化されました。
●今後の市政運営について
○SDGs未来都市の選定なる :経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現する地域として、内閣府が選定した令和5年度のSDGs未来都市全国28都市の1都市に本市が選定されました。鴻巣市も脚光を浴びていますね!
○スポーツフェスティバルの開催 :鴻巣市の永年のスポーツイベントありました「鴻巣市民体育祭」が今年10月8日より「鴻巣スポーツフェスティバル」に替わり、様々なスポーツを皆さんで楽しめる体験型スポーツイペントに変わります。皆さんで参加しましょう。
○鴻巣東小学校の校庭一部芝生化に :みどりの校庭推進事業3745万円の一環で、東小学校校庭のトラック内の芝生化工事が始まりました。良好な教育環境整備に努めます。
○おくやみ窓口の開設 :身近な方を亡くされた方の手続きをサポートする窓口(平日のみ)を7月18日より1日3枠で実証的な運用をスタートします。ご利用ください。
○消防団運営について:災害時の必要な人材確保と組織体制の強化を目的に、令和6年度を目途に現在の17個分団を15個分団に再編する計画です。また消防団員の確保や処遇改善のため月額報酬を20,900円に見直します。鴻巣市消防団より、消防団員は非常勤特別職の地方公務員であり、従来からの自治会等からの協力金ついては、受領に対し様々な疑念を持たれるため、今後協力金の受領を辞退する旨の連絡がありました。
○三谷橋大間線(2期工事)に進捗状況 :中山道鴻神社前交差点から約190m区間では、上下水道工事等のインフラ整備や支障電柱の移設、道路拡幅の歩道整備を実施しており、今後車道部の地盤改良・舗装の工事を行い、完了見込みは令和5年9月末です。
●金澤孝太郎の一般質問
問 減少する商店街街路灯等に対する維持管理・行政支援等はどのようにするのか?
答 商店街街路灯等の管理団体は、平成17年の1市2町の合併時と比較して、5団体減少の11団体となり、管理街路灯数は126基減少の366基となっています。減少の主な要因、商店街の形態が変わり、会員の減少に伴う維持管理費の減収や電気代の高騰等により、維持が難しくなり、商店会や管理団体の解散が影響しています。現状 元市商店会や宮本旧中街灯保存会、鴻巣銀座街灯維持会の3団体の街路灯が、LEDの付け替えや街路灯の間引き等の条件付きで市に寄贈しています。商店会や管理団体が解散した場合や脱会した後の街路灯の維持、管理団体が無く 不具合で消灯し続ける街路灯の維持管理等については、市ご相談ください。担当部署で設置状況等を調査し、対策等を協議していきます。
問 鴻巣版スーパー・シティプロジェクトの取組みについて。国のコンパクトなまちづくりを推奨する立地適正化計画の取組みをより加速するため、埼玉県では「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」を掲げ、20年・30年後の将来に向けた超少子高齢社会に適応したまちづくりを推進していますが、鴻巣版スーパー・シティプロジェクトの取組み状況は?埼玉県にはいつ頃エントリーし、どのように実施していくのか?
答 埼玉県には既に、29市町がエントリーしています。本市は、現在進めている「鴻巣市立地適正化計画」との整合を図りながら、令和5年9月までに鴻巣版スーパー・シティプロジェクトのエントリーシートを埼玉県に提出し、令和6年1月までに市民の皆様への公表を目指しています。
鴻巣市議会議員 かなざわ孝太郎