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鴻巣市議会議員 かなざわ孝太郎のブログです。


by koutarou-k
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第85回 孝太郎だより

第85回 孝太郎だより_b0198542_15225424.jpg第85回 『 孝太郎だより 』  令和 4年 10月吉日  討議資料

社会情勢は、今年に入ってからは、ロシアのウクライナへの軍事侵攻や円安、原油・輸入原材料の高騰等により、食料品等生活物資をはじめ多くの品目で物価高騰となっています。

日本経済は、金融緩和の長期化の弊害が浸透しており、政府日銀が達成できない物価安定目標を掲げて金融緩和を続けた結果、円安やゼロ金利がないと会社を維持できない企業が増えつつあると懸念します。さらに格差社会の浸透により、家計の購買力や日本の潜在成長を損なっていると思います。鴻巣市においても、地震やゲリラ豪雨など自然災害に対する防災・減災対策の強化、インフラの老朽化対策、DXの推進、新型コロナウイル感染症への対策など、喫緊に取り組まなければならない課題が山積しています。

金澤議員は監査委員として、決算報告書作成の基礎資料となる決算監査、各部・課の予算・支出等の状況を確認する定期監査、金銭等をチエックする例月出納検査等を実施し、各部署課に対し意見・要望等を行っています。監査委員(2名)は、市長が議会の同意を得て選任されます。健全性・透明性の確保と事務の管理・執行で法令に適合し、正確で効率的・効果的な運営等を精査し、市民の皆さんの福祉増進と市政への信頼確保を図る職務です。

◎ 議 会 報 告 

並木市長の与党会派「市民と歩む会」を新設 826日付けで澤孝太郎議員(代表)・中野昭議員・坂本晃議員・羽鳥健議員・小泉晋史議員の五名で、並木市政を支援する議員集団、与党会派の「市民と歩む会」を新たに設立しました 市議会会派は、明誠会・市民と歩む会・公明党・かいえんたい・日本共産党・おりづる・やさしい改革となります。

並木市長の所信表明18代の鴻巣市長に就任。「市民と歩む 新しい鴻巣」を基本姿勢とし、3つに方針のもと、8つの政策の実現に邁進します。3つの方針は「未来の投資で活力をつくる」・「地域 市 県 国を経験でつなぐ」・「くらしの安心を全力でまもる」を表明「市民と歩む 新しい鴻巣」の実現に向け、〝市民目線での市政運営〟・〝市民に信頼される市政運営〟・〝真に必要な施策に重点的に注力する市政運営〟を念頭に着実に歩み続けるまちづくりを行います。限られた予算の中で最大限の成果を達成するため、賢く省く行財政運営に努めます。具体的な施策等は、現在の行財政状況を勘案し、令和5年度の施政方針並びに予算大綱()で、ご提案いたします。

令和3年度鴻巣市決算認定 :令和3年度は、新型コロナウイルス対策や緊急事態宣言の発令もあり、市民の生命と生活を守る様々な施策を優先的に推進しました。新型コロナウイル感染症への対策を一つの契機とした新しい時代への変革期であり、持続可能な都市の実現を目指した総合振興計画等に基づく様々な取り組みをはじめ、緊急を要する事業等においても迅速な対応に努め、各施策を着実に実施しました。

令和3度決算状況は、一般会計と特別会計を合わせた予算現額は705億5494万円です。一般会計の最終予算額は452億7915万円。 歳入総額は469億1804万円前年度比14.6%の減額、歳出総額は445億2879万円前年度比15.8%の減額となりました。6つの特別会計は、歳入総額238億6997万円、歳出総額230億5298万円となり、一般会計から各会計への繰出し総額は37億8839万円 前年度比5.3%の増加となりました。

都市計画税7億1996万円は、街路事業や公園事業・公共下水道事業等の都市計画事業や再開発事業等の土地区画整理事業、地方債の償還に要する財源に充当しました。

地方消費税交付金は24億8328万円は、前年度比11.5%増加し、年金・医療・介護・子育ての社会保障と社会保障施策の経費に活用しました。

市債(借入)の令和3年度末残高453億8780万円(うち一般会計437億9721万円)は、前年度比5億8580万円の減少です。その内、合併時から発行した合併特例債は、令和2年度までに発行可能額の354億1960万円全額の発行を完了し、令和3年度末現在高は176億832万円に減少しています。市の預貯金である基金残高は113億4993万円となり、前年度残高107億6735万円と同程度をキープしています健全な財政運営に必要な財政調整基金残高は、30億9944万円で、標準財政規模から見た適正規模を維持しています。市の財政健全化状況は、実質公債費比率・将来負担比率など国が示す4項目の財政健全化基準を全てクリアーし、良好な状況で健全な財政運営が継続されています。

令和4年度一般会計補正予算(第5・6・7号) :補正予算額9億4664万円の増加となり、歳入・歳出の予算総額は424億2950万円となります。主な事業は

・新型コロナ オミクロン株対応ワクチン :1・2回目の接種した12歳以上の方10月3日より接種開始。感染・発症・重症化の予防効果が期待できます。

・コミュニティバスフラワー号にEVバス購入 :本市は「ゼロカーボンシチュ宣言」をしており、走行距離100万キロメートルを超えているバス2台の内1台をEVバスとして車両更新します

・物価高騰緊急対策農業者支援事業 :コロナ禍における燃料・肥料・農業資材等の価格高騰等の影響を受けている農業者に、事業規模に応じて3万円・5万円・10万円の助成と認定農業者に一律5万円の助成を実施します。申し込みは、市役所より農業生産者に申請書と返信用封筒を送付しますので、手続きをしてください。

新ごみ処理施設 鴻巣市長 組合検討員会に委任:鴻巣・北本・吉見町で進めている新ごみ処理施設建設計画について、鴻巣市独自の検証作業実施を選挙公約にしていましたが、運営主体となる埼玉中部環境保全組合の令和48月設置の「新たなごみ処理施設等建設検討委員会」に事実上、検討を委ねることにしました。建設検討委員会は専門性のある委員会であり、今後 洪水対策・地盤整備・建設費の積算等について、市独自の諮問等を組合に申し入れていきます。

彩北広域清掃組合から鴻巣市令和4年度で離脱する意向 行田市・鴻巣市で組織する彩北広域清掃組合(管理者 石井行田市長)から鴻巣市は令和4年度で離脱する意向を伝えています。鴻巣市は吹上地域の廃棄物処理を当組合に委託しています。廃棄物処理費用等について以前から見直しを求めていますが、進展しないため脱退の意向です。なお、鴻巣市(吹上地域)のごみ処理は、今後 埼玉中部環境保全組合で受け入れを行っていきます。

「文化芸術振興基本条例」制定に向け調査・研究の開始: 金澤議員も所属する文教福祉常任委員会では、鴻巣市の文化・芸術等を今まで以上に振興していくための条例制定に取り組んでいます。文化芸術振興基本条例は理念条例として令和53月議会に上程の予定です。

総合防災訓練・防災フェアー 11月27日() 鴻巣市役所にて「初期消火訓練」「避難訓練」や自衛隊の車両展示等を予定しています。自主防災会の訓練に活用してください。

鴻巣駅西口に時間貸し駐輪場設置: 西口駐車場(階段下)跡地に民間企業が市との土地賃貸借により、時間貸し駐輪場を設置しました。ご利用ください。

◎ホームページの閲覧 : 「かなざわ孝太郎ブログ」 → 「まちづくりブログ」をご覧ください

                                鴻巣市議会議員   かなざわ孝太郎


by koutarou-k | 2022-10-08 23:19 | 市議会報告