第83回 孝太郎だより
2022年 06月 15日

第83回 『 孝太郎だより 』 令和 4年 6月吉日 討議資料
社会情勢は、2年以上のコロナ禍への対応に追われ、経済成長の低迷が懸念され、今年に入ってからは、ロシアのウクライナへの軍事侵攻や原油高・円安等により、食料品等生活物資等が高騰してきているなど、国内外の影響で安心・安全が脅かされています。
国会では、子ども政策の司令塔とされる「こども家庭庁」の設置や「こども基本法」が成立し、少子化対策や子育て支援・虐待防止策・貧困対策等に期待します。鴻巣市は今年度から始まった本市の最上位規範である「第6期鴻巣市総合振興計画後期基本計画」を「第2期鴻巣市まち・ひと・しごと創生総合戦略」と「鴻巣市国土
強靭化地域計画」と一体となって推進していきます。また、SÐGSの理念のもと、持続可能な都市の実現に引き続き努めて参ります。子育てと教育の連携やデジタル・トランスフォーメーション、脱炭素社会への対応、感染症対策、防災・減災対策、賑わいづくり等の施策を積極的に展開し、市民協働の市民と歩むまちづくりを推進していきます。
◎ 議 会 報 告
●金澤議員 6月定例会で鴻巣市監査委員に選任されました!
監査委員(2名)は市長が議会の同意を得て選任します。監査委員となり、都市の行財政運営について、健全性・透明性の確保と事務の管理・執行で法令に適合し正確で効率的・効果的な運営等を精査し、住民の福祉の増進と市政への信頼確保に微力ながら努めて参ります。
●埼玉県市長会会長 原口和久鴻巣市長 任期満了で勇退公表!
原口市長は5期20年の市長特別職を任期の7月末をもって勇退すると公表しております。“今が旬”をキャッチフレイズに初当選し、平成17年10月に2市1町の平成の大合併を実現しました。新市建設計画に基づき市内3駅の駅前広場整備や鴻巣駅東口の再開発事業をはじめ、上谷総合公園・かわさと館・コスモスふきあげ館・市民活動センター・東映系のシネマ館誘致・フラワー号運行等数々の施策を、合併特例債約327億円等の財源確保により実施し、3地域の均衡ある発展に尽力して頂きました。財政面では、合併による財政効果を最大限に利用し、将来負担比率を低く抑え将来世代に負担の少ない財政運営を継続しています。その結果、住んで良かった・住み続けたい街鴻巣、市民の皆さんの満足度アップにつながっており、その功績は大変素晴らしい市政運営だと思います。
●市議会議員定数24名に見直し決定!:議会改革の一環として、鴻巣市特別職等審議会の答申により議員定数の見直しを行い、人口規模や人口予想等を考慮し現在の議員定数26名を24名に削減する議員提出議案が可決されました。実施は令和5年4月統一地方選挙からです。
●鴻巣市新型コロナ対策・支援措置第10弾 :地方創生臨時交付金等を活用し、原油価格・物価高騰等に直面する生活者や事業者の負担軽減策を実施します。事業総額4億2850万円です (下記 補正予算に記載しております)
●令和4年度一般会計補正予算(第2・3・4号) :補正予算額は8億5744万円の増加となり、歳入・歳出の予算総額は414億8286万円となります。主な事業は
・新型コロナウイルスワクチン接種事業 2億3398万円 :ワクチン4回目接種に向けての医療機関への接種委託料や予約受付等業務委託料、小児へのワクチン接種体制確保のため、小児接種協力金の追加を行います。5歳から17歳6400人分を対象にしています。
・公用車駐車場の整備 2311万円 :本庁舎維持管理事業として、市役所の来庁者の駐車スペースが狭くなっているため、公用車駐車用地購入と駐車場の整備を行います。
・公共施設三次元台帳作成業務委託 2939万円 :公共施設マネジメント事業として、公共施設の安全対策の強化や民間による活用を誘発し地域経済の活性化を図るため、公共施設30カ所をドローン等で調査し三次元の立体図面等を作成しオープンデーター化を図ります。
・こうのとりパートナー事業 590万円 :コウノトリ野生復帰センター前広場に、こうのとりマルシェ賑わいの創出を図りため、WI‐FI整備とライブカメラを設置します。コウノトリの飼育の様子等がパソコンやスマートフォンで観られます。
・スクールバス運行事業1085万円 :令和5年度から北新宿地区の通学区域が吹上小学校から下忍小学校へ変更となるため、下忍小学校敷地内にスクールバスに乗降する駐車場を令和4年度に整備します。小・中学校の適正配置計画の一環です。
・市税条例等一部改正 :個人市民税で住宅借入金等特別税額控除の適応を令和4年から令和7年まで延長します。
・のすっ子応援給付金支援事業(市独自) 3億5630万円 :給食費や子育て世帯にかかる食費等の経済的な負担軽減を図ります。対象は18歳以下のこどもと令和4年5月1日以降に生まれた新生児1人に対し1人あたり2万円の現金支給、所得制限はありません。
・子育て世帯生活支援特別給付金支給事業(国の支援) 1億690万円 :対象 ひとり親世帯・その他世帯で、物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯に対し、児童1人あたり5万円の現金支給。
・特別障害者手当等受給者支援給付金支給事業(市独自) 6,290万円:移動手段である乗用車等の燃料費高騰や物価高騰の影響を受ける受給者に対し、1人あたり5万円の現金支給。
・住民税非課税世帯等臨時特別給付金支援事業(国の支援) 1440万円 :令和3年度・4年度分の住民税非課税世帯等に対し1世帯あたり10万円を支給。(令和3年度分を既に支給済み世帯を除く) 対象者拡大のための事務費を計上しています。
・公共交通運行支援事業(市独自) 930万円 :燃料費の高騰により影響を受けているタクシーやバス公共交通事業者への運行維持支援を行います。
・こうのすげんき応援隊クーポン券発行:コロナ対策、飲食等多目的に利用でき500円に付き200円割引のクーポン券6枚を広報かがやき6月号の折込みで世帯配布します。
・30%プレミアムの商品券発行2億1760万円 :鴻巣商工会では地域経済活性化のため、総額7億8000万円規模で30%プレミアム商品券を発行します。応募期間は7月15日まで、8月の抽選販売で10月から4月間利用できます。1冊13,000円(販売価格10,000円) 市内在住・在勤者で1人2冊を限度とします。物価高騰もあり是非ご利用ください。
・済生会加須病院との協定 :連携協定により、命に係わる重篤患者の受け入れ、高度な救急救命医療を提供する環境が整えられ、短時間での搬送が可能となり、市民の皆さんの安心安全な三次救急医療体制の強化が図られます。
◎ホームページの閲覧 : 「かなざわ孝太郎ブログ」 → 「まちづくりブログ」をご覧ください
鴻巣市議会議員 かなざわ孝太郎