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鴻巣市議会議員 かなざわ孝太郎のブログです。


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鴻巣市議会議員の 金澤孝太郎です。           令和七年 元旦

謹賀新年  新年明けましておめでとうございます。

希望を胸に新春をお迎えのこと、心からお慶び申し上げます

今年の「巳年」は、復活と再生を意味し、蛇のように辛抱強く、粘り強い性格で、知恵や洞察力に優れているといわれています。私もこの勢いにあやかり元気で賑わいのある鴻巣が戻りますよう、皆様のご支援を頂きながら、今までの議員活動の経験を活かし頑張ってまいります。

昨年令和6年を振り返りますと、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中東紛争の激化等の国際紛争、国内では歴史的な円安や物価高騰による生活安定の不透明感、政治と金の問題で政治の信頼が揺れており、政治も経済も停滞感が強く、未だ先行きが見通せない状況です。10月の衆議院選挙の結果が、国民の民意を表していると思います。

鴻巣市は、昭和29年に1町5村が合併して、県内17番目の市として誕生しました。平成17年には、旧吹上町・旧川里町との1市2町の合併を経て、令和6年に市政70周年を迎えました。また、本年は合併してから20周年の節目を迎えます。先人たちが築き上げた歴史と業績に敬意を表しながら、鴻巣市の魅力と資源等を再確認し「未来に向けた夢と希望に満ちた鴻巣市」実現を図ってまいります。

 本市の市政運営においては、人口減少・少子高齢化が現実に進行しており、本市を取り巻く環境は大きく変化し、多様化する行政課題等に対応したまちづくりを推進していく必要があると感じます。 並木市長の選挙公約による市政運営は、「市民と歩む 新しい鴻巣」を基本姿勢とし、「未来の投資で活力をつくる」・「地域 市 県 国を経験でつなぐ」・「くらしの安心を全力でまもる」の3つの方針で市政運営を行っています。

鴻巣市の将来は、持続可能なまちづくりを展開し、様々な分野においてDXの未来技術を取入れ、SDGsを原動力とした地方創生への取組みを推進する必要があります。「第6次鴻巣市総合振興計画」の後期基本計画に基づき、市の進むべき方向性を明確にした政策及び施策を、体系化に推進していかなければなりません。老朽化が目立つ公共施設等の更新・統廃合・長寿命化の管理し、「こどもまんなか社会」の推進で「こどもまんなか応援サポーター」宣言による子育て環境の拡大、小・中学校の適正規模・適正配置の方針による小・中学校の統合も必要です。行政運営では、SDGs未来都市に向け、働き方改革やAI等の業務改革のより、前例主義から脱却し、施策・事業の選択・集中、経費の節約等に努めなければなりません。

私は、持続可能な都市鴻巣市実現に向け 「住んで良かった鴻巣へ、健康でうるおいと活力のあるまちづくり」・「市民の皆様との協働による、健全な地域コニュニティのまちづくり」を政治信条とし、更なる鴻巣市発展のため市民の皆様の負託に応えられるよう、一生懸命議員活動を行っていきます。

今後とも変わらぬご支援、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

    鴻巣市議会議員 かなざわ孝太郎 


# by koutarou-k | 2025-01-01 10:00 | トピックス

第103回 『 孝太郎だより 』   令和6年 12月吉日  討議資料

鴻巣市議会議員の金澤孝太郎です。国同士の戦火の激化や原材料・人件費等の影響で物価高騰を招く生活安定の不透明感、政治と金の問題で政治の信頼が揺れている昨今です。今年一年を振返りますと、鴻巣市政は、「なないろの 笑顔咲かせる 鴻巣市」のキャッチコピーのもと、市政施行70周年記念式典や様々なイベントが行われます。筆者も功労者表彰で地方自治功労賞を受賞させていただきました。また、子どもたちの健やかな成長を願い「こどもまんなか応援サポーター」の宣言や、中学生による「SDGs未来会議」が議場で開催されました。「市民と歩む 新しい鴻巣」を基本姿勢とし、鴻巣市の持続的な発展に向け、皆様のご意見や要望等を拝聴しながら今後も活動して参ります。

◎ 議 会 報 告 

令和6年12月議会の審議内容

令和6年度一般会計補正予算 :補正予算第5号・第6号で6408万円を増額、承認しまし、補正後の一般会計予算額は4306303万円となりました。主な内容は、衆議院議員選挙と最高裁判所裁判官国民審査の執行経費が6417万円、障害者総合支援事業費29618万円、児童福祉総務費12044万円(放課後児童クラブ管理運営費・こども医療費給付・障害者通所給付)、生活保護扶助事業7757万円、小学校施設維持管理事業1473万円等です。

吹上保健センターを令和7331日で閉所 :設置後38年が経過し老朽化の影響もあり閉所します。今後の窓口業務等は鴻巣保険センター・子育て支援課・吹上支所で行います。

鴻巣市立教育支援センターが小谷小学校内に移転 :適正規模・適正配置に関する基本的な考え方に基づき、鴻巣市立小谷小学校が令和7331日で閉校となり、川里ふるさと館内の鴻巣市立教育支援センターが小谷小学校内に移転します。利用者の利便性の向上やより良い教育環境の整備等が図れるとの説明です。

公の施設の指定管理の指定 

・鴻巣市立市民センター :指定管理者 街活性化室㈱ 3年間

・鴻巣駅東口第1及び第2駐車場 :指定管理者 グンゼエンジニアリング㈱ 3年間

・鴻巣市にぎわい交流館 :指定管理者 こうのす賑わいづくり共同事業体 (街活性化室㈱と㈱福祉応援団と㈱フューチャーリンクネットワークの合同) 5年間

・鴻巣市花と音楽の館かわさと :指定管理者 特定非営利活動法人 花と文化のふるさと委員会 5年間

こうのす空・花クーポン券2024の実績報告 :事業期間61日から930日まで 参加店舗 359店舗 換金枚数 32万1225枚 換金額 9636万円 利用率 64.2% 物価高騰対策と消費活性化支援事業として行われました。

こうのすSDGsフェスティバル:令和7125()10時から16時 クレア鴻巣(全館)

 吉本興業と連携し、お笑い芸人と市内高校の演劇部によるSDGs漫才、SDGs体験・展示ブース・関連商品の販売を行います。

鴻巣びっくりひな祭り2025の開催 令和7219日から38日 エルミショッピングモールや市内5か所で行います。

冬の風物詩イルミネーションの点灯 :鴻巣駅東口・北鴻巣駅東口・吹上駅南口の各駅前広場とエルミパークにて、社会福祉協議会のご支援により1月中下旬まで点灯しています。

金澤孝太郎の一般質問

 将来を見つめ、新たに策定された「鴻巣市立地適正化計画」について

令和610月に策定された「鴻巣市立地適正化計画」は、国の「コンパクト・プラス・ネットワーク」や埼玉県独自の「埼玉版スーパーシティプロジェクト」に基づく計画で、令和22(2040)を目標年次としていますが、計画の概要等について問う。

答 「鴻巣市立地適正化計画」の概要は、鴻巣市の魅力ある拠点を中心に、持続的に成長するこうのす実現のため、「都市機能誘導による生活利便性の向上」「安全で快適な住宅市街地の形成」「歩いて暮らせる市街地環境の形成」を目指します。

目指すべき都市の骨格構造は、都市の現況を分析し、医療・福祉・商業等の都市機能や居住地を、「鴻巣駅・市役所周辺地区」・「吹上駅周辺地区」・「北鴻巣駅周辺地区」の駅を中心とした3地区に都市機能誘導区域や居住誘導区域を決めて、新たな市街地を形成していく計画です。低未利用土地の利用促進を図ります。

推進に向けた国や埼玉県の支援制度は、本計画に基づき、地方公共団体等が行う都市機能や居住環境の向上に資する公共施設等の誘導の取組に対して、国の財源支援が受けられ、埼玉県からは、人的支援として様々な助言等を受けることができます。

問 合併後20年を迎える、令和7年度予算編成の見通しについて

 並木市長は、市長就任の施政方針で「市民と歩む新しい鴻巣」を念頭に、公約実現に向け強い決意と覚悟で職務を行ってきている。現在の物価高騰・円安等の影響から市民生活を守る予算組みは、どのような予算編成をしていくのか?問う。

 令和7年度の予算規模は、一般会計で前年令和6年度の予算額4056800万円を上回ると予測します。物価高騰等の社会情勢の先行きは不透明であることから、このような状況等にも対応できる施策を継続的に実施し、市民や地域事業者への支援を展開していきます。施政方針は「鴻巣市SDGs未来都市計画」の取組みを加速させSDGsフェスティバルの開催やSDGsポイント制度の充実を図り、「こどもまんなか応援サポーター宣言」のもと 「鴻巣市こども計画」策定や「こども権利条例」制定を計画しており、こども・子育て施策の充実に取組ます。また、市民生活等に影響が大きい物価高騰対策等の施策を実施し、前年度以上に個々の施策等をステップアップしていきます。財政健全化の状況は、近隣市と比較しても健全な財政運営が継続されています。地方債(借金)の償還額は、年間約43億円となり、令和6年度末残高は約338億円と減少の見込みです・

鴻巣市議会議員  かなざわ孝太郎


# by koutarou-k | 2024-12-21 10:00 | 市議会報告

第101孝太郎だより

第101回 『 孝太郎だより 』   令和 6年 9月吉日  討議資料

鴻巣市議会議員の金澤孝太郎です。決算と財政について、地方自治体は、限られた特定財源の効果的で効率的な活用と、新たな財源の確保などが、安定した財政運営において必要で

あると思いますし、またそのように努めなければならないと考えます。さらに、地域経済を守るため、地方創生交付金や基金を最大限に活用した

様々な事業を迅速かつ効果的に展開する必要があります。私は持続可能な都市の実現に向け「安全・安心で誰もが主役になれる、人輝くまちづくり」・「住んで良かった鴻巣へ、健康で

にぎわいと活力のあるまちづくり」を政治信条とし、日々議員活動を行っております。今後も皆様のご支援、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

◎ 議 会 報 告 

令和5年度鴻巣市決算認定 令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へと移行し、社会経済活動が正常化へと向かう中、物価高騰による大きな影響を受けた市民や事業者への支援策を積極的に実施しました。また、「市民と歩む 新しい鴻巣」を基本姿勢とし、鴻巣市の持続的な発展に向け、施政方針に掲げた重点事業や主要事業をはじめ各種事業の着実な進捗を図りました。

令和5度決算状況 :一般会計と特別会計を合わせた予算現額は697億4552万円です。一般会計の当初予算額393億3000万円に対し最終予算額は432億9916万円。 歳入決算額は434億1326万円前年度比1、1%の減少、歳出決算額は411億7542万円前年度比0,9%の減少となりました。

6つの特別会計は、歳入決算額が245億6923万円、歳出決算額が236億7667万円となり、一般会計から各会計への繰出金の総額は38億5587万円 前年度比0,2%の増加となりました。一般会計の実質収支額は19億9756万円となり、単年度収支額は1億6119万円の赤字です。

自主財源と一般財源の動向 歳入総額のうち市税や使用料等 市が自主的に収入し得る自主財源は、201億1517万円、前年度比0,2%の増加で、歳入総額に対する自主財源の割合は、46.3%で前年度比0.5ポイントの増加です。また市が自主的に使途が決められる一般財源は、317億9402万円で、前年度比1.7%の増加、歳入総額に対する一般財源の割合は73.2%となりました。

市債(借入)の状況 :令和5年度末市債残高は374億4630万円(うち一般会計374億4630万円)で、前年度比33億6700万円の減額となりました。そのうち、合併時から発行した合併特例債は、令和2年度で発行可能額の354億1960万円全額の発行を完了し、令和5年度末現在高は137億1178万円に減少しています。

基金残高の状況 市の預貯金である令和5年度末基金残高は105億1580万円となり、前年度比5億5841万円の減額です。健全な財政運営に必要な財政調整基金残高は、32億2029万円で、標準財政規模から見た適正規模を維持しています。

令和6年度補正予算(第4号)は、4億6920万円の追加で補正後の予算総額は424億5894万円となります。歳入は、定額減税減収補填特例交付金・住宅借入金等特別税額控除減収補填特例交付金・子ども子育て支援交付金等であり。歳出は、通学路安全対策工事費・コロナワクチン等予防接種健康被害給付金・地域スポーツクラブ活動運営委託料・私道舗装等整備事業補助金等を予算化しました。

川里地域の住居表示の変更 :「町の区域を新たに画すること」について、広田中央特定土地区画整理事業の整備で、町名を「広田中央一丁目」及び「広田中央ニ丁目」になります

川里地域小中一貫教育校の整備 教育委員会では、川里中学校と屈巣・共和・広田3小学校を統合するための義務教育学校の基本構想・基本計画を策定公表しています。今後地域住民の皆様と共に令和13年度開校にむけての準備を行っていきます。

コミュニティバス「フラワー号」の更新 :車両の老朽化により、小型ノンスッテプバス1台を2434万円の随意契約を南関東日野自動車()と締結しました。

鴻巣市立小谷小学校の跡地利活用 現在川里ふるさと館内にある「教育支援センター」を令和7年下半期に移転・運用開始の予定です。

金澤孝太郎の討論

議案第82号 「令和5年度鴻巣市一般会計決算認定」の賛成討論

本市においても、人口減少・少子高齢化の進行、急激な気温の上昇や巨大地震の警告等自然災害や環境問題等への対応、インフラの老朽化対策、物価高騰により深刻な影響を受けて

いる市民や事業者への支援等、多様化する市民サービスや地域課題の複雑化等の課題に直面しており、これらに対応したまちづくりを推進していく必要があると考えます。

並木市長は令和5年度の予算編成にあたっては、「市民と歩む新しい鴻巣」を基本姿勢とし「未来への投資で活力をつくる」、「地域・市・県・国を経験でつなぐ」、「くらしの安全を全力で

まもる」の3つの方針に基づく公約事業の推進と継続的な重点事業を推進すると述べておりました。

令和5年度の鴻巣市一般会計決算は、歳入が434億1326万円 前年度比 1.1%の減少、歳出が411億7542万円 前年度比0.9%の減少となっております。

財政面では、財政健全化判断比率4項目 実質赤字比率・連結実質赤字比率・実質公債費比率・将来負担比率については、全て早期健全化基準を下回っておりますが、財政の弾力を

表す経常収支比率は、95.5%であり財政状況の硬直化が進んでいると考えられます。

市政運営での主な事業では、物価高騰による生活支援として、経済効果が波及する「こうのす空・花クーポン券事業や「水道基本料金2か月分免除」や子育て世帯への「小中学校給食

費等の保護者負担軽減事業」「子育て世帯生活支援特別給付金支給事業」を推進し、「住民税非課税世帯への給付金支給事業」や「住宅等の防犯対策」・「自転車乗車用ヘルメット購

入」に対する補助等を実施してきました。新型コロナウイルス感染症の影響は軽視できず、エネルギーや食料品等の物価高騰など、社会情勢は不安定な状況にありますが、本決算は、

物価高騰への対応、子ども・子育て支援強化、防災・減災等、市民の皆さんの暮らしを支えるための事業を計画的に実施していると思慮いたします。

今後も国・県の交付金等を活用し、効率的な行政運営と財源の確保に努め、市民サービスの向上に努めることを期待し、議案82号 「令和5年度鴻巣市一般会計決算認定につい

て」賛成いたします。

             鴻巣市議会議員  かなざわ孝太郎


# by koutarou-k | 2024-09-29 11:00 | 市議会報告

第99孝太郎だより

第99孝太郎だより_b0198542_20243922.jpg 鴻巣市議会議員の金澤孝太郎です。昨年に引き続き、大変な酷暑・猛暑が予想されています。どうか熱中症対策等により、御体を十分ご自愛ください。私の地元では、江戸時代から長い伝統があり、関東有数の規模を誇る12基の勇壮な神輿渡御が行われます。今年は鴻巣市市政施行70周年記念事業となります。私は持続可能な都市の実現に向け「安全・安心に暮らせる、誰もが主役になれる、人輝くまちづくり」・「住んで 良かった鴻巣へ、健康でにぎわいと活力のあるまちづくり」を政治信条とし、日々議員活動を行っております。今後も皆様のご支援、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

◎ 議 会 報 告 

令和6年6月定例議会と今後の市政運営について

○令和6年度補正予算(2号・第3)は、116640万円の追加で補正後の予算総額は4198,976万円となります。主な事業では、物価高騰の影響を受けている低所得者支援及び定額減税補足給付金支給事業で89648万円対象者21,134人です。

高齢者中心に新型コロナウイルスワクチンの定期予防接種委託料等で24696万円を予算化しました。

○埼玉県が取組む川面調整池整備事業 鴻巣市川面地区(元荒川沿い武蔵水路の東側・フラワー通り周辺)に県が調整池を整備する事業。面積約37ha 容積約40万 事業スケジュール計画は、令和511月事業説明会開催→令和6年度末に用地説明会予定→令和7年度用地交渉開始→工事着工後10年程度で完成する計画。 調整池は河川から洪水が溢れないように、一時的に貯めて周辺や下流の氾濫を防ぐ施設です。

大間雨水調整池増設の事業化に向けた準備 過去に家屋の浸水の見舞われた、大間地区幸町・堤町の洪水を防止するため、大間近隣公園に隣接し設置している大間雨水調整池28300㎥周辺に大間2号・3号・4号調整池を今後個々に整備していく計画です。令和7年1月までに地権者説明会や都市計画審議会等を経て事業化の考えです。

○旧笠原小学校跡地利活用事業 利活用については、社会福祉法人元気村を代表構成員とした学校法人明星学院(浦和学院高等学校他)・医療法人鴻愛会・NPO法人にこにこmamasのグループ企業で基本協定を締結しました。今後どのような利活用の施設になるのか楽しみです。

○こうのとりSDGsパートナー制度 :SDGsの達成や地域課題の解決に向けた取組を推進する市内企業、NPO団体、市民団体、教育機関等をこうのとりSDGsパートナー」として認定し、その取組を広く周知し、パートナー間の連携を促進していきます。

○校内教育支援センター(通称with)の設置 本年9月より鴻巣中学校・赤見台中学校・箕田小学校に校内教育支援センターを設置し、不登校対策として学校での生活や学習に不安を感じている児童生徒が、学びたい時に学べる場の確保と環境づくりを目指します。

金澤孝太郎の一般質問

問 歴史・民俗資料等文化財の収集と保護等について。個人や保存団体等の民間が所有する無指定の文化財等の収集と保護等はどのように行っているのか?

 民間が所有する無指定の文化財は、貴重性や希少性の面で資料等の滅失・散逸が懸念されています。市民の皆さんの情報収集の提供が貴重な文化財保護に繋がります。保存等をお考えの場合は、市教育委員会に連絡していただき、 市が預り調査し、必要ならば保管・収蔵等に努めます。

 デジタル等のデータ化による文化財の保護で、郷土愛の醸成に繋がる取組みは?

 市のホームページにデータベース化された文化財資料の公開は、郷土の学習や研究に利用でき、市民共有の財産となります。

 頻発する災害に対する、行政の防災対策について。 災害への備えるべき防災備品等の分散配置について伺う

 地域防災力の要である地域防災組織には、自主防災組織活動補助金等の制度を設け、地域の特性などを考慮した備蓄物資の整備を依頼し、市は想定する避難者の性別・年齢等を考慮した備蓄計画を進めています。

問 消防団の災害時の活動について。自分たちの地域は自分たちで守るとの意識のもと、消防団と自主防災組織の役割について伺う?

答 消防団は、消防組織法に規定された公共機関であり、鴻巣市消防団訓練研修計画の消防団活動マニュアルに基づき災害時に円滑な活動ができるようにしています。一方 自主防災組織は、災害対策基本法で定められた住民の隣保協同(りんぽきょうどう)の精神で、住民の善意と自主性に基づいた組織であり、法的な設置根拠が異なっています。双方が、意思疎通を図り、協力体制を築き連携を図っていくことが重要です。

鴻巣市議会議員  かなざわ孝太郎


# by koutarou-k | 2024-07-01 10:00 | 市議会報告

第97回孝太郎だより

令和6年3月議会報告

令和6年度予算大綱

令和6年度当初予算は、一般会計405億6800万円・特別会計253億7400万円・公営企業会計82億8441万円の総額742億2641万円で、前年度比15億5385万円の2.1%増です。一般会計の405億6800万円は前年度比12億3800万円の3.1%増となり、歳入では、市税が前年度比0.5%減の151億9285万円、地方交付税が前年度比3.1%増の70億2000万円、国庫支出金が前年度比11.6%増の63億5671万円となり、歳出では、民生費が180億9494万円、土木費が35億5562万円、教育費が39億5323万円、公債費が前年度比1.6%減の43億5398万円の予算です。また、今年度より農業集落排水事業会計2億2385万円が公営企業会計に移行されました

令和6年度の市政運営は、市長就任の施政方針「市民と歩む新しい鴻巣」を念頭に、「全市的なSDGsの推進」・「こども・子育て施策の充実」・「市政施行70周年記念事業」を3つの柱と位置づけ、効果的・効率的な市政運営を展開すると述べています。「全市的なSDGsの推進」では、内閣府よりSDGs未来都市に選定され、鴻巣市SDGs未来都市計画により、こうのとりSDGsパートナー制度やSDGsポイント制度を新たに創設し、SDGsの達成に向けた第一歩と位置付けており、「こども・子育て施策の充実」では、こどもまんなか応援サポーター宣言の実施を予定し、こども未来戦略に基づき地域全体でこども子育て世帯を応援する数々の支援事業等を予算化し、「市政施行70周年記念事業」では、先人たちが築き上げた歴史や文化を継承し、本市への誇りや愛着の醸成を図り、シティプロモーションを効果的に展開する、としています。令和6年度の重点事業及び主要事業は、数々の公約事業を様々な視点から検討を行い、50を超える新規また一部新規・拡充事業の展開を計画しており 本市の「市民と歩む 新しい鴻巣」の持続可能な地域社会のまちづくり、市民目線にあった、新たな課題に積極的に取組む予算となっています

令和6年度新規また一部新規の主な事業(予算額)

市政施行70周年記念事業(389万円):10月に記念式典の開催、協賛事業として市内事業者等のPRパートナーを募集し、76の記念事業・冠事業を各部署の担当課を中心に開催します

SDGS推進事業(962万円):「鴻巣市SDGS未来都市計画」に基づき、SDGSの普及啓発やイベント開催、目標達成に向けた活動に対しポイントを付与する、こうのとりSDGSパートナー制度SDGSポイント制度を構築していきます。

犯罪被害者等支援事業(40万円):犯罪被害者等への見舞金支給等により、被害の早期回復や再び平穏な生活ができるような支援を行います。

こども家庭センター事業(2308万円):子育て世帯包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点を統合し、妊産婦・子育て世帯・こどもへの一体的な相談支援の機関として、鴻巣市こども家庭センター「ここの巣」を設置します。国のこども家庭庁の政策事業の一環です。

未就園児預り保育試行事業(2182万円):国が実施に向け検討している就労要件を問わず時間単位で保育が利用できる「こども誰でも通園制度」に、生出塚保育所と川里ひまわり保育園の附属機能を拡充し、民間保育施設等と連携し実施に先立つ試行的事業を開始します。

上地域保育園新設整備事業(1489万円):老朽化が進む鎌塚と吹上富士見両保育所とつつみ学園を廃止・統合し、吹上コスモス保育園を中心に複合施設の設計業務を行います。

家具転倒防止器具等設置促進事業(102万円):防災意識の高揚を図る為、感震ブレ-カーや家具転倒防止器具等の購入設への補助金を交付し、防火及び在宅避難を推進します。

県外私立高等学校等入学金補助事業(320万円):埼玉県以外の私立高等学校入学に対し入学金の補助により保護者の経済的負担の軽減を図り修学促進を図ります。

駅施設維持管理事業(2912万円):鴻巣駅の自由通路の安全性を確保するための点検実施

包括施設管理業務委託(5億1137万円):鴻巣市公共施設等総合管理計画推進のため、令和4年度よりJM・FBS・前田共同事業体と5年間の業務委託契約で毎年度同金額程度の予算計上、142公共施設の維持・管理・修繕等を市職員に替わり実施しています。

・「鴻巣えほんの森保育園」が本町2丁目に開園予:令和7年4月より定員60名(0歳~5歳)市認可保育園が新設整備されます。工事開始は令和6年10月以降です。

私は、「市民と歩む 新しい鴻巣」を基本姿勢とし、鴻巣市の持続的な発展に向け、皆様のご意見や要望等を拝聴しながら活動して参ります。今後とも皆様の温かいご支援よろしくお願い申し上げます。        鴻巣市議会議員  かなざわ孝太郎


# by koutarou-k | 2024-03-25 10:00 | 市議会報告